朝礼ネタ 世界から必要とされる100円商品

先日、日本の100円均一で売られている商品を海外の人に使ってもらう…という趣旨の番組が放送されていました。私が見たときは、幸せの国と呼ばれるブータンが舞台になっていたのですが、100円商品に感動する様子、そして100円であることに驚く様子を見て、日本の商品の素晴らしさと、ビジネスチャンスを感じることができました。

まずは、「履くだけで掃除ができるスリッパ」が取り上げられていましたが、宗教がら「キレイにすると天国に行ける」とされていますので、手にした途端、屋外でも履く方が出るほどでした。

また、寺院ではLEDのライトのロウソクに感動する住職が映し出されました。ブータンは地域柄、風が強く、乾燥していますのでロウソクの不始末による火事に悩まされているそうです。普通に火を灯すロウソクでないとありがたみが感じられないような気もするのですが、重要なのは仏様の前で明かりが灯されていることなので、LEDでも問題が無いそうです。番組では早速…ということで、屋内のみならず屋外の仏様の前にもどんどん明りが灯されていきました。

企業の成長戦略の1つに、既存商品を以って新たな市場に打って出る「市場開拓」があります。スリッパやLEDで例を挙げたように、地域や人が変われば、その商品を活用する方法や欲する理由も変わってきます。

まずは、商品がお客様に求められるモノであることが前提ですが、その上で、ニーズを上手に探し出したり、営業をとおしてニーズを作り出したりしていくことで、より多くの方に商品の魅力を実感してもらえるのだと思います。

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