8月23日の朝礼ネタ エドガー・F・コッド生誕(データベースについて)

本日は、リレーショナルデータベースの父と言われるエドガー・コッドの誕生日です。リレーショナルデータベースというのは、複数のデータベースを紐づけて管理することを言います。

たとえば、顧客情報を蓄積する「顧客データ」と、いつ、誰が、何の商品を、いくつ買ったか…というデータが蓄積された「受注データ」という2つのデータベースがあったとしましょう。このとき、「受注データ」には「誰が買ったか」というデータも入力するのですが、本来であれば毎回毎回氏名や住所、電話番号などを入力していく必要があり、非常に面倒なことになります。

でも、リレーショナルデータベースという考え方ができたことで、顧客番号だけを入力すれば大丈夫なようになりました。なぜなら「受注データ」に顧客番号を入力すれば、「顧客データ」の中に入力されている氏名や住所、電話番号などの情報をすべて引っ張ってこれるからです。これによりデータベースの入力や管理が非常に楽になりました。

こうしたデータベースを含めたコンピューターの発展により、さまざまな作業が効率化しています。しっかりとこのメリットを享受するためには、私たちがコンピューターやデータベースの知識を正しく身につける必要があります。これから入ってくる部下や後輩のためにも、そもそもデータベースとは何か、どのようなの形をしているのか、どのようなルールで入力するかなどをしっかり把握することをお勧めします。

そんなに深く知る必要はありません。まずは、エクセルに備わっている並べ替えやフィルターなどのデータベース機能や、ピボットテーブルなどの集計機能、それからVLOOKUP関数あたりを勉強しておくと自然と身についていくと思います。

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