7月1日 こころの看護の日

本日は7月1日は心の看護の日です。

私には、「パニック障害」と「社会不安障害」を抱えている友人がいます。どちらも、不安や緊張から動悸・息切れなどを起こす病気で、ひどい人は手足の震えや死への恐怖を感じるという方もいます。ただ、病気である以上、病院にいけば発作を抑える薬もありますし、完治させたり、症状を和らげたりすることができるようになっています。

私の友人は、この病気がきっかけで前の職を退き、治療に専念することにしました。友人は、電車や車に乗るのも苦手だったのですが、少しずつできることや行動範囲を増やすべく、日中の空いている時間帯に電車移動に挑戦するなど、真面目にコツコツと行動していたそうです。

その際、私もサポートをすることがあったのですが、社会復帰をしてからしばらくして、食事に誘われ、そのときのお礼を言われました。彼が言うには、何よりも嬉しかったのが家族や友人の中に、自分の病気を嫌わず、受け入れてくれたり、支えてくれたりする人がいることだったそうです。まだ、病気は続いているそうですが、日常的には症状も出なくなり、自分が発作が起きる場に行こうとしなければ問題ないとのことで、ほぼ日常生活を取り戻しています。

パニック障害や社会不安障害で発作が起きるキーとなるのは「不安」です。ですから、考えすぎてしまう真面目な人ほどかかってしまいやすい病気とも言えるでしょう。一方、治療のキーとなるのが「自信」と「安心」です。私も、彼に付き合う中で、心の病気というものを間近で学ぶことができました。

もし、今後、自分の目の前に同じような症状で苦しむ人が現れたら、しっかりと理解を示し、適した職場環境が提供できるよう配慮していきたいと考えております。心の病気を持つ人が増えている現代、いつ、このような方と接する機会があるか分かりません。みなさんも、「こういう病気がある」という認識だけでもあれば対応が変わってくると思うので、ぜひ今回のお話を頭の片隅に入れておいていただきたいと思います。